ホルモンをコントロールしてダイエットを成功させる方法 前編

      2017/04/17

ホルモンをコントロールしてダイエットを成功させる方法

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栄養士/フィットネストレーナーのシンです。

★このブログでは私の2年間の60kgダイエット成功体験をもとに、実際に効果のあったダイエット方法だけをピックアップし、わかりやすく紹介していきます。

今回は「ホルモンとダイエットの関係性」のお話です。食べるホルモンではなく、男性ホルモンとかのホルモンです。

ホルモンというと「ダイエットと何の関係があるの?」とか「生化学とか専門的な難しい話なんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、実はホルモンはダイエットと密接な関係があり、「ホルモンを制する者はダイエットを制す」とまで言うことができます。

また、少々専門的な話になるかもしれませんが、ダイエット生活への応用方法は簡単なので、ダイエット初心者の方も頑張ってついてきてくださいね。

※長くなるので、2回に分けて解説します。

📚後編:ホルモンをコントロールしてダイエットを成功させる方法 後編

今回は各種ホルモンの解説になります。

成長ホルモン

ダイエットに有益なホルモン

成長ホルモンとは脳下垂体から分泌されるホルモンです。その名の通り、ヒトを成長させる作用があり、思春期に一気に身長が伸びるのは成長ホルモンによる「骨の成長促進作用」によるものです。

また、成長ホルモンには骨以外に「筋肉の成長を促進する作用」もあります。成長ホルモンが分泌されることにより、筋肉への特定のアミノ酸の取り込みが促進され、その結果筋肉を強く・大きくするのです。

そして、ダイエットに直接関わってくる作用として「強力な脂肪燃焼作用」があります。成長ホルモンは代謝と密接に関係しているため、成長ホルモンを分泌させることで、体脂肪の燃焼を促進させることができます。

また、成長ホルモンには体内でのコラーゲン合成を高めることによるアンチエイジング効果も期待できるので、女性にとっては嬉しい作用になるでしょう。

性ホルモン

ダイエットに有益なホルモン

性ホルモンとは視床下部から分泌される「性の特徴」をコントロールするホルモンです。では、男女に分けてその特徴を見ていきましょう。

男性ホルモン

男性ホルモンには数種類のタイプが存在するのですが、男性ホルモンの大部分を占めているのが「テストステロン」というホルモンになります。ダイエットや筋肉を語る上で「男性ホルモン」よりも「テストステロン」の方が頻出するので、以降はテストステロンと呼ぶことにします。

テストステロンは男性を心身ともに男性らしくする作用があるのですが、ダイエット・筋肉づくりにおいては「強力な筋肉増強作用」「脂肪燃焼作用」があります。

ですので、特に男性の場合は、カッコいい体を手に入れるためにはなくてはならないホルモンになります。

また、女性にも少量ですがテストステロンは分泌されています。ですが、その量は男性に比べ微々たるものなので、女性の場合はテストステロンに関しては無視してもいいでしょう。

女性ホルモン

女性ホルモンにはエストロゲンプロゲステロンという2種類が存在します。

エストロゲンは卵巣や胎盤から分泌されるホルモンで、女性らしい体つきにする作用や排卵を促す作用があります。一方、プロゲステロンは妊娠に深く関わるホルモンであり、女性特有のイライラ感に影響を与えるホルモンです。

エストロゲンとプロゲステロンは一定の周期で分泌量が増減します。一般的に生理が終わってから排卵数日前までの間にエストロゲンが、排卵日の前後3~5日の間にプロゲステロンが多く分泌されると言われています。

女性の場合、月経の周期で精神面が大きく左右されるので、「頑張れるとき=エストロゲンが多く分泌されているとき」にダイエットを頑張り、「頑張れないとき=プロゲステロンが多く分泌されているとき」は一旦お休みする等の工夫が必要になります。

また男性の場合、テストステロンが一定の割合でエストロゲンに変換させます。その変換率は年齢や変換する際の酵素の活性などによって個人差があるのですが、男性の場合、体内のエストロゲン量が増えてしまうと、筋肉がつきにくくなり、体脂肪がつきやすくなるという最悪の結果となってしまいます。

ですので、男性の場合は「女性ホルモンは少ない方が良い」と覚えておいてください。

インスリン

ダイエットに有益なホルモン

インスリンとは膵臓から分泌されるホルモンで、主に血糖値のコントロールを担っています。

このインスリンですが、基本的に「ダイエットには敵」「筋肉づくりには味方」としての役割を持ちます。というのもインスリンには「細胞に栄養素を運び込む作用」があり、その結果「体を大きくする作用」があるのです。

つまり、インスリンには体脂肪も筋肉も大きくしてしまう作用があるので、体脂肪を落としたい場合はできる限り分泌させない、筋肉をつけたい場合は多く分泌させるということが重要になります。

ですが、このブログで何度も言っているように、停滞期やリバウンドのリスクのない効率的なダイエットを成功させるには男女問わず、ある程度の筋肉をつけることが重要です。

では、体脂肪も筋肉も大きくしてしまうインスリンをどう扱えば良いのか?そのカギを握るのが「インスリン感受性」になります。
※インスリン感受性に関しては後編で詳しく解説。あるいは↓の参考記事をご覧ください。

📚参考記事:インスリンを味方につけて、ダイエットを成功させる方法

甲状腺ホルモン

ダイエットに有益なホルモン

甲状腺ホルモンとは喉の奥にある甲状腺から分泌されるホルモンで、代謝を活性化させる作用がありダイエットに直接的に関わってくる重要なホルモンになります。

基本的に多すぎても少なすぎても体調が悪化してしまうホルモンですが、長期的なダイエットでは分泌量が低下してしまうので、その場合は正常レベルにまで戻してやることが重要になります。

ちなみに、ダイエット中の停滞期はこの甲状腺ホルモンが深く関わっており、甲状腺ホルモンを正常レベルに戻すことで停滞期から脱出することができるようになります。

レプチン

ダイエットに有益なホルモン

レプチンとは脂肪細胞から分泌されるホルモンです。その作用は「エネルギー消費の増大」「満腹感の促進=空腹感の抑制」です。

つまり、レプチンはダイエットにおいて非常にありがたいホルモンであり、代謝・食欲の両面からダイエットをサポートしてくれるのです。

ちなみに、肥満の人は脂肪細胞が多いため、普通体系の人よりも多くのレプチンが分泌されますが、肥満の人は「レプチンの効き」が悪くなっているため、食欲のコントロールが困難になります。

グレリン

ダイエットに有益なホルモン

グレリンとは胃から分泌されるホルモンで、レプチンと対となるホルモンです。その主な作用は「食欲増進」です。

レプチンとグレリンは互いにバランスを取り合っており、一方が増加するともう一方が減少します。つまり、ダイエットにおいてはレプチンを優位に立たせ、グレリンを大量に分泌させないことが重要になります。


以上がダイエット・筋肉づくりにおいて特に重要となるホルモンです。

では、次回後編ではこれらのホルモンの分泌量をコントロールして、ダイエットを円滑に進めていく具体的な方法を解説していきます。

📚次回:ホルモンをコントロールしてダイエットを成功させる方法 後編

質問等はコメント欄からお気軽にどうぞ!

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