極端な食事制限ダイエットとは芸人がリズムネタに手を出すようなものだ!

   

ダイエット失敗談「極端な食事制限」による停滞期とリバウンド

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ダイエット ビフォーアフター

栄養士/フィットネストレーナーシンです
📚詳しいプロフィールはこちら:ダイエット劇的ビフォーアフター【120kg→60kgまでの経緯と体験談】人1人分痩せた方法

 

「極端な食事制限ダイエットとは芸人がリズムネタに手を出すようなものだ!」

 

ビフォー(120kg)の俺
ゴメン…

まったく意味分からんのやけど?

アフター(60kg)の俺
リズムネタって「当たれば大成功。でも、決して長続きしない芸」やろ?

極端な食事制限もそれと同じことが言えるねん

 

リズムネタで大ブレイクした芸人の中で、現在も当時と同じように活躍しているコンビ(ピン芸人)っているのでしょうか?

おそらく一組もいないと思います。そのほとんどが「一発屋」と揶揄されているのが現状です。

 

ダイエットでも同じことが言えます。

短期的に劇的な効果を得られるようなダイエット方法は、絶対に長続きしません。

 

それだけならまだしも、そのような極端なダイエット方法には「しっぺ返し」が必ず待ち受けています。

そう、まさに一発屋芸人がもれなく人気低迷していくように…

 

そこで今回は…

私自身が2年間の60kgダイエット中に経験した「やり過ぎダイエット方法」のひとつである『極端な食事制限』の失敗談を紹介し、反面教師として警鐘を鳴らす内容にしたいと思います。

やり過ぎダイエットその1
『極端な食事制限』

極端な食事制限ダイエット

なぜ、そんなバカげた方法に手を出したのか?

私は60kgのダイエットに成功しましたが、全てが順調だった訳ではありません。

幾度となく食欲が暴走し、リバウンドを数えきれないほど経験してきました。

そして、その内の何回かでやってしまったのが「極端な摂取カロリーの制限」です。

 

私の場合、ダイエット当時は満腹中枢がバカになっていたので、一度食欲が暴走するとリアルに満腹で3時間ほど動けなくなるほど食べてしまっていました。

当然、体重は激増します。最高で1日7kg増えたこともありました。

体重が7kgも増えてしまうと、約2カ月前の体重に戻ってしまったことになります。
(約2カ月の努力がパーになってしまった感覚に襲われる)

そして、それを何とか取り返そうとして極端な食事制限に手を出してしまったのです。

 

極端な摂取カロリー制限のダイエット効果

食事制限の内容は「タンパク質を1日に180g摂取し、炭水化物と脂肪は一切摂取しない」というものでした。

タンパク源としてはホエイプロテイン・ささみ・卵白の3つのみです。

摂取カロリーで言うと、1000kcal弱でしょうか。

 

しかし、極端な食事制限は短期間で見るとダイエット効果は抜群です。

大抵…

・1日目でー2~3kg

・2日目でー1~2kg

・3日目でー0.5~1kg

…といった感じで体重がトントンと落ちていきました。

 

が、しかし…

・4日目でー0.1~0.2kg

・5日目で±0

・6日目も±0

・7日目は+0.2kg…

 

「…アレ?」

「体重が落ちなくなってきたぞ…」

「…いや、増えてもうた!!」

 

極端な食事制限は短期間、それこそ3日間くらいだけを見れば体重が激減します。

しかし、1週間もしない内に体重の減少が完全にストップし、何なら増えてしまうこともあります。

 

こうなったらモチベーション急降下です。

「こんなに食事制限してるのに、なんで体重減らへんねん、アホ!」

「昨日マジでタンパク質しか摂ってないのに、今朝の体重増えとるやないか、ボケッ!!」

「アカン、もう何やっても体重落ちんわ…」

「ええい!こうなったら食いたいもん食ってまえ!!!」

 

そう!

 

これこそが…

「極端な食事制限→リバウンド→更なる極端な食事制限→更なるリバウンド…」

…という最悪のスパイラルにハマってしまう原因なのです。

まさに、一発屋芸人が一発目のリズムネタが飽きられてきた頃に、明らかに前回よりも面白くないリズムネタを作ってしまうのと同じように…

 

何故、そんなこと(停滞期&リバウンド)が起きるのか?

ここで、重要となるワードが『恒常性(ホメオスタシス)』です。

恒常性とは『生物が一定の体内環境を維持する機能』のことであり、体重の増減(ダイエット)にも恒常性が働きます。

では、極端な摂取カロリーの制限と恒常性にはどのような関係性があるのでしょうか?

 

体脂肪を燃焼させ、体重を減らすには「消費カロリーが摂取カロリーを上回る」ということが必須条件になります。

そして、消費カロリーには以下の3種類が存在します。

 

消費カロリーの種類
1.基礎代謝による消費

2.運動による消費

3.食べ物を消化吸収する際の消費

 

この内、極端な食事制限の影響をダイレクトに受けるのが「基礎代謝」です。

 

基礎代謝とは「勝手に消費されるカロリー」のことで、1日の消費カロリーの60~70%を占めています。

そして、この基礎代謝は…

基礎代謝量をコントロールするホルモンの分泌量

全身の筋肉量

…によって左右されます。

 

摂取カロリーを極端に制限すると、急激な体内環境の変化から、ヒトの身体は恒常性を強力に発揮しようとします。

つまり、基礎代謝量をコントロールするホルモン分泌量と筋肉量を急激に低下させ、基礎代謝を下げようとするのです。

 

簡単に言ってしまえば…

「1日に1000kcalしか摂取しない場合は、1日の消費カロリーも1000kcal程度になる」

…ってことなのです。

 

そして、ここで厄介になるのが「食欲は消費カロリーの低下と反比例するように増えていく」ということです。

 

結局「どっちがいいですか?」って話です。

「1日に2000kcal摂って2100kcal消費してくれる身体」と

「1日に1000kcal摂って1000kcalしか消費してくれない身体」

絶対、前者の方がいいですよね!?

なら、極端な食事制限に手を出すのは絶対にやめておくべきです。

 

「正しい食事制限」とは何なのか?

リバウンドを取り返す正しい食事制限とは

『普通の食事制限で地道に取り返していく』

結局は「普通のダイエット方法」が長い目で見てベストの手段となります。

 

ダイエットに「近道」はあっても「ショートカット」はありません。

極端な食事制限で急激に体重を落とし「ショートカット出来た!」と思っても、その先にはショートカット分の「つけ」が必ず待ち受けています。

それが停滞期やリバウンドなのです。

 

なので、ダイエット中に食べ過ぎてしまったとしても、翌朝からは気持ちを切り替え「何事もなかったかのように」通常通りの摂取カロリーに戻すことが重要となるのです。

📚「適切な摂取カロリー」の決め方はこちらの記事を参考にしてみて下さい:【超簡単】ダイエットを成功に導くの摂取カロリー計算式

今回の教訓

極端な食事制限は…

基礎代謝を急激に低下させ、絶対に抜け出すことの出来ない停滞期の原因となる

食欲が増してしまうため、リバウンドのリスクが劇的に高くなる

最悪のリバウンドスパイラルの原因となる

「短期的成功・長期的失敗」に陥りやすい

結局、ダイエットを成功させるには「普通の食事制限」しか方法はない

 

「1週間後の結婚式までに出来るだけ痩せておきたい!」

…というのなら、極端な摂取カロリーの制限はアリです。

しかし、長期的な視点でダイエットを成功させたいと思うなら極端な摂取カロリーの制限には手を出してはいけません。

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